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『茶トラのケインは今日も行ったり来たり』

迷い猫 お届け編

白タビちゃんのお話がこんなに長くなるとは自分でも思っていませんでした。
要点だけを書けばよいものをまとまりのない文章でだらだらと書いちゃうので
こんな事になるんですね。
自分には文章を書く才能がない事だけは分かりました。(T▽T)

さて、今回は完結にたどり着くことが出来るでしょうか。

始まりは 迷い猫 (1日目) からです。


ここまできて気づかれた方もいらっしゃると思いますが、白タビちゃんの写真が最初の暗がりで撮ったモノしかないのです。
チャンスがある時にはデジカメを忘れ、持って行った時には白タビちゃんが隠れちゃったり、病院でも持って行ったんですがバタバタとしていたのでそんな状況じゃなかったのです。

病院に行ったのは土曜日でした。
一番混雑している時間帯。
キャリーで保護しようとした時追いかけ回してしまったし、きっとまたシャーシャー言われるし
麻酔をかけないと診察できないだろうと思い、外にゃんの時と同じように午前の診療時間に彼女を置いて帰ろうと思っていました。
いつも時間がかかりそうな診察の時はそうしているのです。

ところが先生、白タビちゃんの様子を見るや否や捕獲器を開けて白タビちゃんを捕まえたんですね。
「あら、なんだ、あんた大丈夫なん?」 と、思わず言っちゃいました。
診察の間、実はずっと白タビちゃんを抱っこしていたんですよ、私。
やっぱりお家にいた猫さんだったんでしょうね。
注射の時も大人しかったし、耳掃除も大丈夫でした。
ただだんだん時間が経つに連れ逃げ腰になってきていたし暴れそうだったのでツメ切りは無理でした。
なんかバタバタとしていたので虫の検査も忘れちゃった。
血液検査の結果、エイズ・白血病共に陰性でした。
はぁ、とりあえずは一安心です。

あっという間に診察が終わっちゃったんでお昼には白タビちゃんを家に連れて帰ることが出来たんです。





自分の予定としてはこのまま病院に預けて夜迎えに行き、その足でHさん家にお届けだったんです。
お昼に帰ってしまったので夜まで彼女を我が家に置くことに。
部屋もケージもみんな使っているので仕方なくお風呂場にキャリーから出しました。
暗い場所でぽつんとひとりかわいそうだったのですが落ち着くまでそこに居てもらいました。

お友達も夕方様子を見に来て、遠巻きですがその時初めて白タビちゃんをじっくり見ることが出来たんです。
さあそろそろお届けの時間、再度キャリーに入れてレッツゴー。
と、思ったらキャリーに入るのを嫌がりお風呂場で格闘してしまったんです。
白タビちゃんの奇声でウチの子達も驚いて廊下でみんなおろおろしていました。
実は私も猫のこんな声を聞くのは初めてでビックリしてしまい、ちょっとパニックになってしまいました。
「あ~、こんな子預けるのはちょっと無理かもしれない・・・。」
旦那さんも「大丈夫かいな・・・。」
その言葉でなんか落ち込んでしまいました。

なんとかキャリーに放り込みHさん宅へ向かいました。
Hさんには病院で大人しかったのにさっき連れてくる前に怖がらせてしまったことを告げたのですが、「まあ、なんとかなるでしょう。」 と言いながらシャーシャー言ってるタビちゃんを触ろうとキャリーの中に指をつっこんでいます。
お~、チャレンジャー。この人に預かってもらったら大丈夫かもしれない。


白タビちゃんのお届けが終わってこの騒動は終わり・・・ではないのです。
そう、カテゴリが 【里親募集】 になっています。
あくまでもHさんは一時預かりさんとして白タビちゃんを受け入れてくれている・・・と思うのです。
Hさんやご近所さんで里親さんになってくれる人を探そうとしているのですが、今のところはアウトです。
この先白タビちゃんがどうなるのかまだまだ心配です。

なので、彼女の里親さんがみつかるまで今この時期とっても飲みたいビールを断っています。
ついでに大好きなチョコレートも、願掛けとして。
ただ、なーんか長期戦になりそうなのでいつになったらビール飲めるのか・・・。

迷い猫として奔走したのはここまで。
後日、その後の白タビちゃんを予定しています。
なんかえらい事になっていたそう・・・。( ̄▽ ̄;)



by chatora-no-kane | 2007-07-06 17:40 | 里親募集

今は亡き茶トラのケインの思い出と共に5匹の猫と暮らしている女の独り言
by chatora-no-kane
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